葬儀が終わってひと段落した頃、徐々に故人の遺品を整理しましょう。
遺品整理は単にものを整理するだけではありません。
気持ちの整理にもなります。
行うタイミングは自由ですが、葬儀でお世話になった人へのあいさつ回りが済んだら、日を置かずにとりかかるのがベストです。
遺品整理と言うと、どうしても保存することを考えがちですが、いらないものは思い切って処分します。
保存するものと処分するもの、形見分けするものに分けるのが基本です。
亡くなった人が自営業の場合、仕事に関する書類がたくさんあることが考えられます。
亡くなったのだから必要ないだろうと考え、捨ててしまう人も多いですが、保存しておかなければなりません。
後々になって過去の所得税が問題になることがあります。
そのため7年間の保存が義務付けられているのです。
また、遺品の量が多すぎる、遠方に住んでいて時間がないと言う場合は、遺品整理業者に依頼するのもひとつの方法です。